2023/07/14
竹之山の家の盛土工事と地盤調査状況です。
現況地盤が周囲の土地より低いので、30㎝程度シラス土を入れて嵩上げします。
現況が畑なので地盤強度が不足しているため、一旦畑自体を十分に転圧しました。
手前の部分は畑にする予定なので、そのままの状態です。住宅が建つ部分は機械を使って締め固めました。地耐力が出てくれるといいのですが。
シラス土を約30㎝ほど入れて、転圧整地しました。畑の黒土・シラス盛土をダブル転圧しましたので、だいぶ地耐力も上がった感じです。
地盤調査をするために、縄張りをして建物位置を正確に出していきます。
いよいよ地盤調査です。木楽な家の基礎設計強度は、20KN/㎡で許容応力度計算をしていますので、それ以上の地耐力があれば問題ありません。
試験方法は表面波探査試験（レーリー波）です。5ポイントを文鎮のような機械で振動波を地中に送り、その反射波を測定してコンピューター解析します。
各ポイントで直径2ｍ程度範囲で深さ10ｍ程度までの地盤の様子が分かります。
畑・シラス土を入念に転圧した甲斐あって、20KN/㎡以上の地耐力が得られました。本当にホッとしました。もし、強度が出ない場合は、地盤補強工事が必要となり
約100万円の追加が出る場合もあります。土地から探す場合には、是非専門家のアドバイスを受けてくださいね。