金峰の家 黒芯杉丸太の製材

金峰の家の外壁は、黒芯の杉板張りです。しかも、無塗装仕上げです。

すべて杉丸太の芯材のみを使い、心地よく変化していくメンテナンスフリーの外壁材です。

丸太は現物を確認して、市場で直接買い付けます。芯が黒い黒芯・赤が濃い赤芯・茶色が濃い茶芯など脂分をたくさん持った杉材を自社製材して作ります。

どうです、赤黒い木ですがきれいでしょ。

しかも脂分をたっぷり持っているので、雨や紫外線に強い木です。製材機で普通、市場にはないような板材を自由自在に作り出すことができます。

棟上げするまでに、テラスの軒裏に張るアコースティックパネルの杉板を製材して、自社乾燥庫にて

乾燥させます。この脂分をたくさん持った木ですから、乾燥にとても時間がかかります。

 

乾燥庫の中に、きれいに隙間を作りながら、並べていきます。風がきれいに通るようにするのが

乾燥のひとつの秘訣ですね。

棟上げ時に乗せ込んだアコースティックパネルです。

暑い日差しを防ぐため、深く張り出したテラス屋根の軒裏です。室内から見上げると、シャープな美しいラインが心地いいですよ。

では、また。