2021/01/07
喜入瀬々串の家の地盤調査状況です。
ご覧のように、敷地が上の段と下の段に分かれています。当社では、出来るだけ自然の地形を崩さないように計画することで、地盤の強度を確保するように考えています。
また、人工物を出来るだけ使わないことで、自然の生態系を守っていこうと考えています。
地盤調査は、表面波探査試験という方法で行っています。文鎮のような機械が上下して、振動波を地中に送り込み、その反射波を2か所の検知器で拾い、
コンピュータ解析しています。5ポイント測定することで、広範囲の地中データを測定することができます。
この土地は、少し弱い箇所もありましたが、基礎工事の時に転圧を十分にかけることで、問題ないという結果が出ました。
当社の基礎は、少し弱い地盤でも対応できるように、地耐力20KNで許容応力度計算を行っていますので、鹿児島の割と弱いシラス地盤でも対応できます。では、また。