こだわりの自然素材+コンパクト設計で
居心地いい距離感を生む住まい
人にも環境にも優しい自然素材と造りで快適に
玄関に一歩入っただけで、ふわりと木の香りに包まれるT邸。自然光と風を取り入れる大きな開口と、屋根なりの勾配天井が相まって、平屋とは思えない空間の広がりを感じさせる。Tさんご夫婦が当社の『木楽な家』を知ったのは一年ほど前。親戚が当社で家づくりをしたことがきっかけだ。遊びに行った際に奥様が一目ぼれ。「尾堂さんじゃないと建てない」と、ご主人へ宣言したとか。
奥様に気に入ったポイントを尋ねてみると「木と壁の雰囲気。それから、家の中で伸び伸びと遊べる感じがしたんです。走っても、飛んでも平気そうでしょう?」。そう言われてリビングをみると、丸太柱や構造現わしの梁、浮造りの床板と白い幻の漆喰壁の美しいコントラストが目に入った。窓から入る午後の日差しが木漏れ日のようにやわらかい。
まるで森の中にいるような心地よさは、自然素材を生かした『木楽な家』だからこそ。「毎日、最高な気分ですよ」と、仲良く口を揃える。
寒い時期に入居したのですが、本当に家全体が暖かくて!朝も難なく起きられるので一日気分よく過ごせます。自然素材の力や確かな造りがあるからこそ、日差しや風、冷暖房器を上手に使った快適な暮らしができるんですね。
日常をより豊かに演出する広々リビングと回遊できる動線
T邸のテーマは「家族もゲストもバラバラにならない家」リビングをメインに、そこへ人が集まるような造りになるように工夫されている。例えば、寛ぎたいときは自然とリビングやダイニングへ足が向くように個室の広さを最小限に抑えてあったり、ロフトスペースまで一体感のある空間づくりをしていたり。さらにリビングには3帖ほどの畳間が備わる。
半個室的な存在で、適度に囲まれた感じが落ち着きと安心を与えてくれるから不思議。これからの暮らしや家族構成に応じて柔軟に活用できそうだ。
あえて廊下は設けず、各部屋へはリビングからアクセスできる配置。ただし、来客時や生活動線に配慮して、楽座の真裏にある納戸は通り抜けることができる。キッチン&水まわりと主寝室がスムーズにつながるだけでなく、動線に沿って納戸があるので収納や取り出しもラクラク。建坪約27坪を最大限に生かす工夫があちこちに。