平松の家 製材

木楽な家の杉板張りバージョンは外部に使用する木材はよく言われる杉の赤身ではなく

黒芯(クロジン)と言われる部分を使用します。

昔から水に強く腐りにくい木材です。しかし見た目の黒さから内装材としては敬遠されることも事実です。

それでも外部に使うには全く問題ありません。日焼けや雨を受けながら100年以上現存する古民家に今でも使われていますよ。

 

丸太から製材しなるべく節のないきれいな木目の材を製材していきます。

盤板から使用する場所に合わせて幅や厚みを変えながら取っています。

 

 

これが終わると乾燥庫に桟積して乾燥します。杉の乾燥はただでさえ難しく更に黒芯とあっては大変ですが

いいものを現場に届けるために頑張ります!

 

 

乾燥が終わるとプレナー掛け(カンナ掛け)しそれが終わるとヒートローラーにかけ木材から出る樹脂でコーティングして完了です。

300℃のローラーで熱処理と圧縮をかけると頬擦りしたくなるような製品へと変身を遂げます。

 

 

 

次回は建て方をレポートします。