加治木 木田の家 製材

しばらくブログをさぼっている間に木田の家は造作工事後半に入っています。

今日はこの造作家具の材料の製材を紹介したいと思います。

家具に使う材料は杉の無垢材。それも杢目のきれいなメアサ杉(地杉)が良いのです。

手に入りにくい板材なので木材市場で入札し丸太を購入しますよ。

各現場の材料は自分たちで製材し乾燥、カンナ掛けまでやらなくちゃなりません。

 

丸太をフォークリフトで運び製材機のレールにセットするだけでも大変です。

丸太の根本と先端の芯を水平にセットして製材作業を始めます。

製材所の製材機は鋸刃が垂直ですが弊社のアメリカ製の製材機の鋸刃は水平になっています。

これで丸太をスライスするように板材を取っています。

家具図面から必要な寸法の材を拾い出し巾や厚みを変えながら製材します。

無節の綺麗な杢目が現れると一瞬見とれてしまいそうです。ヤッタネ!

 

 

丸2日をかけ製材した板材を自社の乾燥庫にセットし2週間ほど低温除湿乾燥に時間をかけますよ。

後は乾燥した板材を自動カンナ台で家具材にそろえていきます。

次回は現場での造作家具や階段制作の様子をレポートします

それでは、また。