新伊集院モデル 棟上げしました。

新伊集院モデル、上棟しました。新伊集院モデルは、今までの木楽な家と何が違うのかを少しお話します。

今までの木楽な家の外壁は、左官によるモルタル塗りに土壁コートを塗装しています。職人の伝統技術を守っていく、のも木楽な家のコンセプトのひとつだからです。

ところが、残念ながらモルタル塗りをしていた左官のおやじさんが高齢化のため、そろそろ引退したいと言い出したのです。そこで外壁材をいろいろと検討した結果、木と漆喰を使い、メンテナンスフリーの外壁とすることにしたのです。

幸い当社には、製材機と乾燥庫があり、家具材は年輪の細かい丸太を製材して作っていますので、外壁材となる壁板を製材するのはお手のものです。

そこで、雨や太陽熱にも強い黒芯の丸太から黒い芯材のみを使い、壁板を作ることにしました。もちろん、それにさらにひと手間かけることによって、メンテナンスフリーの無塗装の壁板を完成させました。ここから先は残念ながら企業秘密ですので、一緒に家づくりをしてくださるご家族にだけはお話ししています。とてもきれいで素朴な風合いの外壁材となりますよ。ご期待ください。

時がたつにつれて、味わい深くなる素朴な外観で、10年や20年後に足場を掛けて、再塗装する必要のないメンテナンスフリーの住まいの誕生です。

では、また。