素材にこだわり抜いた家。




  『木楽な家』では、“うずくりの床材”、“音響熟成木材”、“幻の漆喰”、“清活畳”を用います。これらの素材は、アメリカから帰ってきた後、尾堂産業の家づくりを考え直している時期に、製造元であるカイケンコーポレーションの浦上社長との出会いでもたらされたもの。はじまりは“幻の漆喰”でした。平成12年に建てた『木楽な家』の第一棟目に使ったんです。 
コンセプトはしっかりあったものの、完成しても実際の効果は半信半疑。ところが新築引き渡しから一カ月ほどしたとき、施主様から「自宅で焼肉をするから」と誘われました。それまでは、匂いが付くから新築の家で焼肉なんてとんでもないと思っていたし、奥様が嫌煙家でヘビースモーカーのご主人も私も家の中では吸わないようにしていたほど。しかしその日は、焼肉も煙草もOKでした! 奥様曰く「この家は匂いが消えるの」。幻の漆喰の力です。一棟目で自分の選択に自信が持てたのは、その後の家づくりの励みにもなりました。



音響熟成木材
/常温熟成庫の中でクラシック音楽を聴かせ、塾生乾燥させた木材。細胞が破壊されず、木材の持つ油分やエキスがそのまま残るため、保温・保水・防菌作用を持ち合わせ、時間とともに美しいツヤもでる




幻の漆喰
/化学物質の吸着力が非常に強い焼成カルシウムと天然の海藻を煮込んだ糊を無菌水で混ぜ合わせ、光触媒の技術を利用して生成。生活で生まれる臭いの元や、家具・家電・衣類から発生する化学物質を吸着・分解する



清活畳
/畳の中に竹炭を入れたもの。竹炭はカビ・細菌・ダニなどの発生を防ぎ、空気の調湿や脱臭効果、安眠や目覚めスッキリといった声もある。保湿・断熱効果により、夏涼しく冬暖かいため、冷暖房費の節約にも貢献。